昨日は、消火器を更新したことを書きました。
消火器でふと思い出したことがあります。
その昔、35年くらい前にアパートに住んでいたときのことです。
そのアパートには火災報知器がありましたが、なぜか季節の変わり目には誤作動して、よくベルが鳴り響いていました。またかぁという感じ、「オオカミ少年」のようです(^^)/
そんなとき、本当に火災が発生したのです。
私は1階に住んでいましたが、警報器が鳴ったのは2階の部屋でした。焦げ臭い匂いもして来て、これは大変だ!と大家さんと共に消火器を持って駆け上がりました。
ドアの隙間からは煙が出ていました。
住人は留守のようです。大家さんが合鍵でドアを開けてみると、どわぁ〜と煙が出て来ました。
煙の元は石油ストーブであることが分かりましたので、とにかく煙を吸わないように姿勢を低くして、ストーブめがけて消火器を噴射させました。
2人で2機の消火器を使うことができたので、幸いすぐに鎮火させることができました。
住人は出かけて留守でしたが、見ると、石油ストーブの上に、ポット(魔法瓶)が載せてあり、それが溶けて燃え出していたのです。
119番通報もされていたので、消防車が何台もやって来ました。幸いボヤ騒動で済みました。
あとで大家さんに聴いた話では、ストーブを消した(あるいは火がついていない)と思って、うっかりポット(魔法瓶)を載せて、外出してしまった・・・というのです。
ヤカンではないし、そんなことあるかなぁと、今でも不思議なのです。
兎に角、火の用心〜ですね。