新たに、リモコンと共にやって来たのは、こちら、
Nakamichi 680ZXでした。
「680持っていたのでは?」
はい、そうなんです。
680は1979年7月に発売され、
680ZXは1979年10月に、オート・アジマス・アライメントを搭載して発売されました。
どちらも、超珍しいハーフ・スピード(通常の4.8cm/秒の半分の2.4cm/秒)も搭載しています。
これが発売された当時、お茶の水のオーディオユニオンでは、ほぼ全てのナカミチのカセットデッキを展示して、触れる形で販売していまして、飽きずによく通いました。
青くクールなFLディスプレイメーターも新鮮でした。
しかし、兎に角、高価で、1979年の大卒初任給の平均額が10万9000円とかいう時代に、23万8000円というのは手が出ませんでした。
そんな、当時の憧れのカセットデッキなわけですが、今般、整備された完動品、さらにリモコン付きということで、迎えることとなりました。
続きます〜(^^)