ラジカセ サンヨー REC MR-8000
詳細を紹介します。
SANYOのラジカセ
通称「REC 8000」 MR-8000
なかなか資料が少ないのですが、1972年頃の製品ではないかと想像します。
例えると、ナショナルのヒットモデル
MAC ff RQ-448と同世代なのではないかなと思います。
半世紀前のモデルですが、今見ても実にカッコイイと思います。理由は、直線的なスタイルと、男子が好きなスイッチやツマミがいっぱい付いていることですね。
実は、スイッチやツマミの稼働部を数えると、25箇所もあるんです。
これ、実は、SONYのベストセラーモデル
STUDIO 1980(CF-1980)の23箇所よりも多いんです。
・・・と、しょうもない比較をしました。
FMアンテナは、右前にあって、全部を格納することができます。キャリングハンドルと干渉して、曲がったり、折れたりしない工夫なのです。
サイドには「BEAT CANCEL」スイッチがあります。
これは、録音時にAMと干渉して発生するハム音をキャンセルするときに使うもので、SONYでは「ISS」スイッチと称しています。
スピーカーは、10cm×15cmの楕円形で、
メタルセンターキャップ付き、なかなかの美音です。
外観コンディションはかなり良いです。
取説(ご利用のしおり)と純正マイクまでありました。
取説の中にこんなものが・・・
当時の値段表記です。
金色に光り輝いていますが、37800円と、当時のモノラルラジカセとしては、かなり高級品であったことがわかりました。
ラジオを受信したところを動画にしました。
https://youtube.com/shorts/-RerfQ4MA0A?feature=share
♪♪♪