謎多きカセットデッキの続きです。
ラックスがカセットデッキに参入したのは1978年で、先進的な"Kシリーズ"でした。
しかし、こちらはデザインもメカも古典的です。
カセットテープを水平方向に挿入するメカは、テクニクスを始め、何社かありましたが、いずれもヘッドが手前にありました。
一方、こちらは、ヘッドが奥にあります。
調べてみると、1975年頃、Lo-D(日立)のD-500/600等は、似たような、こんなメカを採用していました。
↓ ↓(画像は引用です。)
ヘッドが奥側にあります。加えて、駆動メカを
20度傾斜させているのです。
このL&G CT-5000もヘッドが奥側にあり、方式もよく似ていますが、傾斜はなく、駆動メカは水平になっています。
なんとなく、産まれたのがLo-Dと同じ場所のような気がするわけです。分かりませんが……
あと、これは輸出用と思われますが、ネット上で、L&Gのレシーバー(R3800)を見つけました。
↓ ↓(画像は引用です。)
↑ ↑
ボリューム類のつまみとプッシュスイッチの形状が本カセットデッキと同一のように見えます。
↓ ↓
本日もまた、この謎多きカセットデッキと遊んでいます。1978年頃のミュージックカセットテープを再生してみました。Dolby B-ONです。
なんと言いますか、とてもアナログ的な良い音を奏でてくれます。
☆ アルバム
から
♪♪♪